秋田県で人気の地ビール クラフトビールの銘柄と特徴!田沢湖ビール あくらビール..


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秋田の美味しいビールが飲みたい!

さあ、今日も仕事が終わったら美味しいビールを飲もう!ビールにはいくつか種類があって、表面に浮かぶ酵母で発酵、製造された、上面発酵のエールビール、タンクの底に沈む酵母で発酵、製造された下面発酵のラガービール、自然の酵母や微生物により発酵させる、自然発酵のビールなんていうのがあるらしい。田沢湖ビール、あくらビール。こちらでは一度は飲んでみたい、秋田県で大人気の地ビール、通販でもお取り寄せ出来るクラフトビール銘柄、ブランドをご紹介します。お中元、お歳暮、父の日、誕生日のプレゼント、お祝い、贈り物、ギフトにもおすすめ!

秋田県の人気地ビール クラフトビール

ラモーンくん
ラモーンくん

ねえねえ重蔵おじいさん、秋田県にはどんなビールがあるの?

赤門重蔵
赤門重蔵

そうじゃな、田沢湖ビール、あくらビールなんかが有名じゃ。それぞれどんな特徴があるのか、ラモーンくんと一緒に調べてみようね!

田沢湖ビール

 

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sannysaito
秋田空港の手荷物検査後にある、出発ロビー唯一の売店。ここで飲まずにはいられない美味しい地ビール #田沢湖ビール アルト 田沢湖ビールのフラッグシップビール 伝統的ドイツスタイルを継承した製法 赤銅色、爽やかな苦味、豊かな風味。📷2022 May 1 #飲酒タグラム #クラフトビール #田沢湖ビールアルト #craftbeer
【書庫】#🍺秋田 #秋田空港◻️#may2022◻️

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cozy_camp_k
👣👣👣
🪓👹なまはげビール👹🪓

田沢湖の夕日を見ながらTazawako Beer
鬼美味しいビールでした

#田沢湖#Tazawako#秋田県#Akita prefecture#キャンプ#Camping#デイキャンプ#チェアリング#Chairing#ビール#Beer#ご当地ビール#田沢湖ビール#Tazawako Beer#クラフトビール

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_dr.kumahige_
秋田の田沢湖ビールをお取り寄せ🍺

龍角散のハーブを使用してるとの事!
興味深々で真似させて頂きました🙇‍♂️ 飲み比べが楽しみです🤤

#田沢湖ビール #ドラゴンハーブヴァイス #ドラゴンハーブブラック #tazawakobeer #地ビール #地ビール最高 #龍角散 #龍角散ありがとう

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田沢湖ビールの特徴

田沢湖ビール

住所:秋田県仙北市田沢湖卒田早稲田430

田沢湖ビールは、酵母をいっさいろ過せずにつくった、酵母が生きた生[ Live ]ビールです。
仕込み水には、日本一のブナの巨木が育った“和賀山塊”の清冽な伏流水、モルトはドイツ産の上質なモルトや自社製造の秋田県産モルトを使用。また、ビールの醸造に不可欠なホップは、世界最高品質の「ザーツザーツ」を使用しております。
最高の原料を使用し、手間と時間をかけた、贅沢で個性溢れる田沢湖ビールをぜひご堪能下さい。

田沢湖ビールの始まりは、1994年に酒税法が緩和され、ビールを醸造するための免許取得に必要な年間最低製造量が、2,000klから60klまで引き下げられたことに発します。この規制緩和に秋田県で初めて注目し、行動を開始したのが秋田県仙北市にある、「株式会社わらび座」です。
そもそも「株式会社わらび座」とは、民族伝統をベースにした現代的な舞台作品で全国公演している劇団「わらび座」としてスタートし、1953年から秋田県田沢湖町(現仙北市)に本拠を置いて活動しています。1974年に「わらび劇場」を建設。その後、温泉宿泊施設「温泉ゆぽぽ」もつくり、自然と文化の中で、心も体もリフレッシュできる場として「たざわこ芸術村」を設立し、様々な文化活動を続けております。その一環として、地ビールも「新しい文化の創造」という視点から大変魅力がある、ということで検討に入ったのです。そして、3年間の準備期間を経て、1997年秋田県第一号の地ビールとして「田沢湖ビール」が誕生しました。

商品ラインナップ

アルト

田沢湖ビールの原点
食事をより美味しく楽しむ

独特のさわやかなホップの苦み、そして、大手ビールではまず体験できない麦芽の風味がきいた滑らかな口当たりで、地元秋田のビール通に人気なのがこのアルトです。

アルト(ALT)とは、ドイツ語で“古い”を意味する言葉で、ケルンのケルシュと同じく、古来からの製法そのままの上面醗酵ビールとして有名で、ケルシュが「気品あふれる王家のお姫様」なら、アルトは「労働階級から為り上がった庶民派のプリンス」という感じがするビールです。 色は赤褐色。光にかざすとより赤く見えます。食欲を誘うのに十分な辛さもあり、だからと言ってそれほど強くなく、お腹もそんなにいっぱいにならないビールですので、食事中に楽しむには最高のビールです。
そう、ケルシュがビールそのものの味を楽しむものであるのに対し、このアルトは、食事をより美味しく頂くためのビールであると言えるでしょう。
思わず「おー!ビターテイスト」と叫んでしまう美味しさを体験してほしいと思います。

ケルシュ

すっきり、ほのかに果実の香り
ビールの味をじっくり楽しめる

ほのかに果実の香りがし、すっきりとして飲みやすく、優しい味が特徴のビールである事から、ビールがあまり得意じゃない方にも人気なのが、このケルシュというスタイルのビールです。

色は明るい黄金色。とは言ってもみなさんが飲みなれているピルスナーのように透明ではありませんこれは、上面醗酵ビールの特徴でもあるオリが混じっていることから、少し濁ったビールになるためです。
また、発泡性もさほど強くない事から、お腹が一杯になることやゲップが出ると言う事も少ないため、ついつい飲みすぎてしまうビールという事も言えるでしょう。
ですから、ピルスナーのように喉越しではなくて、ビールの味自体をじっくりと楽しむビールという事になります。
お喋りをしながらゆっくりと飲むには最高のビールです。

バイツェン

個性派NO.1 新感覚ビール

原料に“小麦”を大量に使用し、独特の酵母で発酵されることによって醸し出されるフルーティーな香りとクリーミーな泡が特徴で、濁りある色合いが美味しさをさらに引き立てるフレッシュな味わいのビールです。

バイツェンの誠に印象的なキャラクターを説明するのは、非常に難しいのですが、大げさに言えば、日本人のビールという概念から大きく外れた味がすると言っても良いと思います。
グラスに口を付けたときのクリーミーな泡の感触。
ちょっと粘り気を感じるほどのなめらかな口当たり。
ビールらしからぬバナナに似た香りなど、どれもこれもが初めての方には、ちょっと抵抗を感じるほどに衝撃的に映ることでしょう。
言いかえれば、このバイツェンに慣れてしまうと、市販のビールはつまらなく感じてしまうほど、個性的なビールであると言えます。
日本人にとっては新感覚のビール。
ビールの奥深さを知っていただくために、是非一度体験していただきたいビールです。

ピルスナー

ゴクゴク、プハー!!
王道の爽快なのど越し

美しく黄金色に輝く色合い、スッキリと爽快なノド越しが特徴。
スッキリとしながらも、モルトの味わいも楽しめる、ひと味違う最高のビールです。

田沢湖ビールが初めての方にお勧めするのが、このピルスナーです。  ビールといえば、その美しい透明な黄金色。そして、スッキリとした喉ごし。暑い夏や風呂上りの一杯がたまらない。と言う人は多いと思います。
そう、日本人がビールを思い浮かべる時、必ずと言っていいほど、このピルスナースタイルのビールを思い浮かべているはずですから、味はもちろん、喉越しにおいても大手ビールとのうまさの違いを、はっきりとわかって頂けるはずです。
このスタイルの特徴は、なんと言っても下面醗酵ビールが持つ、その爽快な喉越しにあるといえるでしょう。
ゴクゴクっと飲み干し、プハーと声を上げる。
最高級のピルスナーモルトとチェコ産のザーツ・ザーツというファイン・アロマホップを使用した贅沢な仕込みによって醸し出された味と香り、そして喉越しは、必ず満足していただけるはずです。

桜こまち

日本初!桜の天然酵母使用。華やかな香りとキレ

「さくら」をイメージした淡紅色で、お花見シーンにはもちろん 一年を通して春を思わせるような上品なビールです。

日本で最も代表的で愛されている花「桜」の天然酵母により作られたビール。
ブナの天然酵母を発見した秋田県麦酒醸造技術研究会が、県内の桜の名所の花や樹液から300ものサンプルを集め、桜を思わせる最も香り高い酵母でビールをつくることを決めました。 しかし、この酵母はアルコールをつくる能力が弱く、ビール作りは難航。 その中で、醸造特性の優れた酵母と交配させることで、香り高くキレのあるビールをつくることに成功しました。 酵母は「さくら天然酵母」と名づけられ、桜好きの日本人のためのビールといっても過言ではない「桜天然酵母ビール 桜こまち」が完成したのです。
天然の旨味と工場長の情熱が詰まったビールです。

ぶなの森

日本で唯一、ぶなの天然酵母使用
森林浴のようなやさしさ

森林浴を感じさせるような優しい香りと味わいが特徴で、飲みやすくたくさんの方に愛されているビールです。甘味がありながら、後に残らずスッキリ飲みやすく、女性からも多くの支持をいただいております。
発酵に多くの時間と労力かかる天然酵母で美味しいビールに仕上げようと知恵を振り絞った、工場長の想いがつまった最高の逸品です。

多くのビールが水以外のほとんどの材料を輸入に頼る中、「水だけでなく、酵母も秋田のものを使った地ビールをつくろう」との声から秋田県麦酒醸造技術研究会が発足し、県内各地で集めた樹液や土壌などから200株以上の酵母を分離し、醸造を試みました。
そして、研究開始から半年後、県内の「ぶなの樹」から採れた樹液が、ようやく美味いビールの条件を満たす酵母として発見されました。 1000種類以上の酵母の中から発見され、796番目に見つけられた酵母だったことから796(ナナキュウロク)酵母と名付けられています。 796酵母が発見された後も、美味いビールをつくるためにホップの量や糖度の研究を重ね、日本で初めての天然酵母ビール「ぶなの森」が誕生しました。
通常の酵母の2~3倍の発酵期間を要する天然酵母ビール。 美味いビールになるために酵母も時間を掛けながら、日々働いています。

出典 田沢湖ビール公式サイト

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あくらビール

 

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さくら酵母ビール

秋田県能代市で採取された「桜天然酵母」を使用しています🌸

きりりとしたなかに、優しく穏やかな風味が漂いふっくらとした甘みが残る飲みやすいビールになっています🍺

ビールが苦手な方にもオススメです✨

出典 Instagram

 

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makotohdjazz
・Aqura Namahage IPA 6.0% ABV

🍺 Cheers 🍻 Kanpai 🍺

出典 Instagram

あくらビールの特徴

あくらビール
住所:秋田県秋田市大町1丁目2−40

秋田の小さな醸造所 秋田あくらビール【AQULA BRAUHAUS AKITA】
「自然と人間の調和」を理念に、口においしくからだにもいいビールを造りつづけます。

秋田あくらビールラインナップ

秋田美人のビール

お肌の張りは元気なコラーゲンの賜物。 でも加齢とともに増えるコラゲノーゼが、大切なコラーゲンを破壊してゆきます。 それを抑制する効果がホップのポリフェノールにもあります。 私たちはビール醸造方法を工夫し、通常の醸造方法ではほとんど無くなるホップ由来のポリフェノ ールを残存させることに成功いたしました。

秋田県総合食品研究所(現・秋田県総合食品研究センター)と共同開発した技術(ホップポリフェノールをビールに残存させる製法/特許取得済)
飲みやすいミュンヒナーへレススタイルをベースに新種ホップを使用したインターナショナルラガー。
すっきりとしたボディ感とアメリカ産ホップ由来のほのかなフルーティなアロマが特徴。

出典 秋田あくらビール公式サイト

川反ラガー

あくら発祥の地名(旧川反一丁目)を冠したボヘミアンピルスナーを範としたラガー。
力強いホップのアロマとフレーバー、苦味とが特徴。透明感のある明るいブラウン色のボディーは、 軽いモルティーさにアロマホップの香りが乗って、後味をすっきりしたものにしています。

あきた吟醸ビール

「秋田吟醸酵母」は秋田県立大学・醸造微生物学研究室と秋田あくらビールが共同開発した新酵母で、日本酒に使用される吟醸酵母とビール酵母を掛けあわせることにより、フルーティな吟醸香の強い非常に香り高い酵母(製法特許取得)。
小麦麦芽ベースにすることにより、あきた吟醸酵母が持つフルーティ感を爽やかなボディが包み込むイメージで醸造。
非常にバランスの良いビールに仕上がりました。
秋田の技が結集したフルーティでライトなビールを是非どうぞ♪

なまはげIPA

苦味が特徴のIPAスタイルのなかでもキィウィIPAというのはニュージーランド(NZ)の愛称=キィウィ産ホップ使用のビール。
このIPAには、ニュージーランド産の4種類のホップ(ザーツ(モトゥエカ)・ネルソンソーヴィン・サザンクロス・ワイメア)を使用。
モトゥエカが持つ柑橘系のアロマとネルソンソーヴィンの白ワインに似たキャラクターが素晴らしい香りをビールにもたらしました。
苦味を表すIBU(インターナショナル・ビタネス・ユニット)は55。 ビールを鼻に近づけたときに、ふわっと香る柑橘系のアロマとジワッと広がる苦味は飲み終わる頃にはスッと消えていきます。

古代米アンバー

全国的にも珍しい古代米を使用したビール。
一般的にこのスタイルはカラメル麦芽を使用してボディ感があるスタイルですが、カラメル麦芽不使用のため、見た目に反してスッキリしたビールなりました。
これは古代米が持つアントシアニンによってビールの色が付与されるためです。
ホップはドイツ産サフィア、アメリカ産シトラホップを使用し、華やかなアロマも楽しめます。

さくら酵母ビール

秋田県二ツ井町の桜樹から採取された酵母を秋田県総合食品研究所と秋田県麦酒醸造技術研究会が商品化した【桜天然酵母】使用のビール。
酵母特有のフラワリーなアロマに加え、アロマホップにしようしたアメリカンホップがさわやかでフルーティな香りをもたらします。
ふっくらとした甘みも残る桜天然酵母使用のビール

さくら酵母ウィート

秋田県二ツ井町の桜樹から採取された酵母を秋田県総合食品研究所と秋田県麦酒醸造技術研究会が商品化した【桜天然酵母】使用のビール。
酵母特有のフラワリーなアロマに加え、ふんだんに使用された小麦麦芽由来の軽快なボディー感は、甘やかなアフターテイストをよりいっそう際立たせ、春らしい華やかなビールに仕上がりました。
華やかな香りが際立ちます。

出典 あくらビール公式サイト

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ビールのこと、もっと知りたい!

ビールの種類、造り方

ビールの種類
ビールの分類

消費者の嗜好の多様化、ライフスタイルの変化等により、ビールの種類も多様化し、外国銘柄ビールのライセンス生産品を含めてバラエティーに富んだビールがつくられるようになりました。アルコール分は3~8%程度までさまざまです。

ビールの種類は製造法や原材料などによって、例えば次のように分けることができます。
酵母の種類による分け方

発酵の終わりに酵母が沈む下面発酵酵母を使用したビールと、発酵中に酵母が液の表面に浮かび上がる上面発酵酵母を使用したビール。
熱処理の有無による分け方

酵母等による変質を防ぐため熱による処理(パストリゼーション)をしたビールと、しない生ビール。
原料による分け方

麦芽100%ビールと、米・コーン・スターチ等の副原料を使用したビール。
色による分け方

通常の淡色ビールと、中濃色ビール、濃色ビール。

世界の主なビール

ピルスナー Pilsner

1842年チェコのピルゼンで生まれた傑作で、そこの市民醸造所でつくられたピルスナーウルケルがオリジナルです。ホップの効いた爽快な香味の淡色ビールで、このタイプのビールは世界中に最も普及しており、日本の淡色ビールもこのタイプに属します。アルコール分は4.0~5.0%。下面発酵ビール。

ドルトムンダー Dortmunder

ドイツのドルトムント地方で発展した淡色ビールです。苦味は比較的弱いが発酵度が高く日持ちがよいため、今日の輸出ビールの先駆をなしました。エキスポート(Export)と呼ばれるビールはこのタイプです。アルコール分は5.0~5.5%。下面発酵ビール。

ボック Bock

ドイツのアインベックが発祥の地で、その後バイエルン地方で発展したビールです。元は濃色ビールでしたが、今は淡色ビールが多くなっています。ホップの香りも芳醇で、こくがありアルコール分も高く6.0~6.5%。これをさらに濃くしたものがドッペルボック(Doppel Bock)で、アルコール分は7.5~13.0%。下面発酵ビール。

エール Ale

イギリスで発展したビールです。淡色でホップの香味を効かせたペール(Pale)エール、中濃色でホップの香味を抑え麦芽の香りを出した穏やかなマイルド(Mild)エール、これより色の濃いブラウン(Brown)エール、濃厚なエキスポート(Export)エール、ホップの苦味の効いたビター(Bitter)エール(単にビターともいう)、スコットランドの濃色濃厚のスコッチ(Scotch)エール等があります。アルコール分は2.5~5.5%。上面発酵ビール。

アルト Alt

ドイツのデュッセルドルフで発展した濃色ビールです。ホップの香味を効かせたのが特徴で、ほぼ英国産のエールに相当します。アルコール分は4.5~5.5%。上面発酵ビール。

ケルシュ ケルシュ

ドイツのケルン特産の淡色ビールで、製法、香味ともアルトに似ていますが、淡色麦芽だけを用いるので色は薄くなっています。アルコール分は4.3~5.0%。上面発酵ビール。

バイツェン Weizen

ドイツのバイエルン地方で発展したビールで淡色ビールが多いが一部濃色ビールもあります。小麦(ドイツ語でバイツェンという)麦芽を50%以上使用して苦味がたいへん弱く、炭酸ガス含量も高く、清涼感があります。本来はびん中で後発酵させるのですが、びん底にオリが沈むため、ろ過してびん詰めするものもあります。輪切りのレモンを添えると一層風味が増します。アルコール分は5.0~5.5%。上面発酵ビール。

トラピスト Trappiste

ベルギーに伝わる古いビールで、修道院でつくられていたところから、この名が付きました。イギリスのエールに近く高濃度の濃色ビールで、びん中での後発酵も行われます。アルコール分は6.0~10.0%。上面発酵ビール。

ポーター Porter

1722年にロンドンでつくられ急速に発展しました。ロンドンのポーター(荷物を運搬する人)が好んで飲んだところから、この名が付いたといわれています。濃厚でホップの苦味の強い濃色ビールで19世紀中頃にスタウトが現れて急激に衰退しました。アルコール分は5.0~7.5%。上面発酵ビール。

スタウト Stout

1847年イギリスで原料に砂糖の使用が許可されたので、ポーターの製法で原料の一部に砂糖を用いてつくられたビールです。アルコール分は4.0~8.0%。  アイルランド、ダブリンのギネスを代表とする濃厚でホップの苦味の強い濃色ビールのほかに、スイート(Sweet)スタウトと称する低発酵性の甘いスタウトもつくられています。上面発酵ビール。

ランビック Lambic

ブリュッセル地方でつくられる、ベルギーを代表する伝統的なビールです。大麦麦芽のほかに小麦も使用され、わざわざ古いホップを使います。培養酵母は用いず、空気中に浮遊している酵母やバクテリアで、1~2年またはそれ以上自然発酵させます。特有の香りがあり、酸味が強いので、他のビールで割るか甘味料を加えて飲むのが一般的です。グーズ(Gueuze)はランビックの一種で、できあがったランビック1/3と1年程度自然発酵させた若いランビック2/3を混ぜて1年間発酵後びん詰めし、びん中でさらに発酵させたもので、発泡性が強くシャンパンのような風味があります。いずれもアルコール分は通常5.0~6.0%。自然発酵ビール。

アメリカビール American Beer

アメリカで発展した軽いピルスナータイプのビールを指します。とうもろこし等の副原料を多量に用いて、ホップの苦味を抑え、さらに炭酸ガス含量を高めて軽い香味の清涼感が強いのが特徴です。カナダ、中南米の淡色ビールもほとんどこのタイプです。アルコール分は約4.5%。下面発酵ビール。

ライト Light

1960年頃よりアメリカで発展した淡色のビールです。原麦汁濃度を下げ発酵度を高めて、残糖を少なくしてカロリーを2/3~1/2に下げています。アルコール分は2.8~4.3%。下面発酵ビール。

ビールの造り方

ビールの原料

ビールの原料はそれぞれの国によって異なった使い方がありますが、日本では酒税法により、麦芽・ホップ・水のほかに副原料として、米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等を使用することができます。それぞれのビールに使用された原料(水を除く)はラベルなどに表示されています

麦芽

麦芽は主として二条大麦(ビール大麦)からつくられます。この麦がビール醸造用 に使用されるのは次のような必要条件を備えているからです。

穀粒の大きさ、形状が均一で大粒であること。
穀皮が薄いこと。
でんぷん含量が多く、たんぱく含量が適正であること。
発芽力が均一で、しかも旺盛なこと。
麦芽にした際、酵素力が強いこと。
麦芽の糖化が容易で、エキスの発酵性がよいこと。

ビール大麦は日本各地で栽培されていますが、現在使われている麦芽の大部分は品質、価格面で優れているカナダ、オーストラリア、ヨーロッパ各国などからの輸入麦芽です。

ホップ

ビールの原料の中で最も特色のあるのはホップでしょう。ホップは多年生、雌雄異株のつる性の植物で、ビールの醸造には雌株につく受精していない毬花を8~9月に収穫して使います。
ホップがビールに果たす重要な役割は、

ビールに独特な芳香と爽快な苦味を与えること。
麦汁の過剰なたんぱく質を沈殿・分離させ、ビールを清く澄んだものにすること。
雑菌の繁殖を抑え、ビールの腐敗を防ぐこと。
ビールの泡もちをよりよくすること。

などですが、このような作用はホップの有効成分であるルプリン(黄色い花粉のように見える樹脂の粒)の働きによるものです。
世界的にホップの生産地は緯度で35~55度の間に位置していますが、日本では東北地方など気候の冷涼な所で栽培されています。しかし、現在ビール醸造に使用するホップの多くはドイツ、チェコなど海外からの輸入ホップです。

醸造用水はビールの品質に大きな影響を与えるだけに、適質の水が得られることが工場の立地を決める際の重要な条件となっています。それだけに水質条件もきびしく、成分だけでなく無色・透明・無味・無臭で、生物的に汚染されていないことも要求されます。
一般的に淡色ビール(日本の普通のビールはこれに該当)にはカルシウム、マグネシウムや炭酸塩の含有量の比較的少ない軟水が適し、濃色ビールには硬水がよいとされています。

米・コーン・スターチ

副原料としての米・コーン・スターチはビールの味を調整し、バランスのよいものにするのに役立ちます。これらはアメリカやヨーロッパ諸国(ドイツを除く)でも消費者の嗜好に合わせたビールを醸造する手段として広く使われています。

糖類

スタウトビールは発酵性エキスの濃度を高くするために加糖しています。その結果アルコール分が約8%と高くなっています。

ビールの製造工程

麦芽の製造

この工程はビール大麦を溶けやすく、分解されやすい状態の麦芽に加工するところです。まずホコリやゴミをきれいに取り除き、浸麦槽で水分を含ませ、発芽室で適度に発芽させたのち、乾燥室で熱風により焙燥します。このときにビールに必要な成分と独特の色、そして芳しい香りをもつようになります。

仕込み

細かく砕いた麦芽と米などの副原料を温水と混ぜ合わせます。適度な温度で、適当な時間保持すると、麦芽の酵素の働きででんぷん質は糖分に変わり、糖化液の状態になります。これをろ過してホップを加え、煮沸します。ホップはビールに特有の苦味と香りをつけると同時に麦汁中のたんぱく質を凝固分離させ、液を澄ませる大切な働きをします。こうしてできた熱麦汁は次に発酵工程に移されます。

発酵

熱麦汁を5℃くらいに冷却し、これに酵母を加えて発酵タンクに入れます。7~8日の間に酵母の働きによって、麦汁中の糖分のほとんどがアルコールと炭酸ガスに分解されます。こうしてできあがったビールは若ビールと呼ばれ、まだビール本来の味、香りは十分ではありません。

貯酒

若ビールは貯酒タンクに移され、0℃くらいの低温で数十日間貯蔵されます。この間にビールはゆっくり熟成し、調和のとれたビールの味と香りが生まれてきます。熟成の終わったビールはろ過され、透きとおった琥珀色のビールができあがります。

容器詰め

こうしてできあがるまでにおよそ2~3カ月。いよいよビールはびん・缶あるいは樽に詰められて市場に出荷されます。びん・缶詰めビールは生ビールが大部分ですが、一部に熱による処理(パストリゼーション)をしたビールもあります。

ビール酒造組合公式サイトより引用

日本のビール 地ビール クラフトビール

サッポロビール

アサヒビール

キリンビール

サントリー

北海道の地ビール クラフトビール

青森県の地ビール クラフトビール

岩手県の地ビール クラフトビール

宮城県の地ビール クラフトビール

秋田県の地ビール クラフトビール

山形県の地ビール クラフトビール

福島県の地ビール クラフトビール

栃木県の地ビール クラフトビール

群馬県の地ビール クラフトビール

茨城県の地ビール クラフトビール

埼玉県の地ビール クラフトビール

千葉県の地ビール クラフトビール

東京都の地ビール クラフトビール

神奈川県の地ビール クラフトビール

長野県の地ビール クラフトビール

新潟県の地ビール クラフトビール

富山県の地ビール クラフトビール

石川県の地ビール クラフトビール

福井県の地ビール クラフトビール

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