東京都で人気の地ビール クラフトビールの銘柄と特徴!TOKYO BLUES 赤坂ビール 深大寺ビール 多摩の恵..


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東京の美味しいビールが飲みたい!

さあ、今日も仕事が終わったら美味しいビールを飲もう!ビールにはいくつか種類があって、表面に浮かぶ酵母で発酵、製造された、上面発酵のエールビール、タンクの底に沈む酵母で発酵、製造された下面発酵のラガービール、自然の酵母や微生物により発酵させる、自然発酵のビールなんていうのがあるらしい。TOKYO BLUES、ホッピービバレッジ 赤坂ビール、深大寺ビール、調布びーる、日本橋ビール、多摩の恵。こちらでは一度は飲んでみたい、東京都で大人気の地ビール、通販でもお取り寄せ出来るクラフトビール銘柄、ブランドをご紹介します。お中元、お歳暮、父の日、誕生日のプレゼント、お祝い、贈り物、ギフトにもおすすめ!

東京都の人気ご当地ビール クラフトビールの銘柄と特徴

ラモーンくん
ラモーンくん

ねえねえ重蔵おじいさん、東京都にはどんなビールがあるの?

赤門重蔵
赤門重蔵

そうじゃな、TOKYO BLUES、ホッピービバレッジ 赤坂ビール、深大寺ビール、調布びーる、日本橋ビール、多摩の恵なんかが有名じゃ。それぞれどんな特徴があるのか、ラモーンくんと一緒に調べてみようね!

TOKYO BLUES

 

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ビール日和になりました。
◆TOKYO BLUES シングルホップウィート◆
やわらかに甘みがふわり、
ネルソンソーヴィンの白ワインに似た香りが爽やかに感じられた後、
上品な苦味が余韻に残ります。
優しさと芯の強さが共にあるビール。

#この街を奏でる音楽のようなビール
#石川酒造
#tokyoblues #シングルホップウィート

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【TOKYO BLUES セッションエール】

TOKYO BLUESは
「東京の地で醸す、東京の名を冠した、真の東京クラフトビール」がテーマに作られた東京生まれのビールです!

セッションエールとは、既存のビアスタイルを踏襲しながらも、アルコール度数だけを低く仕上げるビールで、「伝統的なスタイルにみられる個性」と「低アルコール分がもたらすキャラクター」が調和しているのが特徴です。
低アルコール「飲みやすさ」ではなく、“飽きずに飲み続けられる”、“何杯飲んでも飽きない”、ドリンカビリティ(Drinkability)の高いビールです。

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読書しながら、ホテルのバーで一杯。TOKYO BLUESってビールを初めて飲んだのですが、なかなか美味しです。

#tokyoblues #クラフトビール

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TOKYO BLUESの特徴

TOKYO BLUES
石川酒造株式会社

東京の本当に飲みたかったビールがここにある。
「東京の地で醸す、東京の名を冠した、真の東京クラフトビール」TOKYO BLUES、誕生。
創業1863年(文久3)、東京に酒蔵をかまえた石川酒造。
明治時代にビール造りの歴史をもち、この地の天然水だけを使いビール醸造をしている唯一の
ブルワーである私たちだけが東京クラフトビールを語りうると信じています。
その決意と責任と希望と展望が熱い魂となって結実。
永年かけて蓄積してきた技術のすべてを注ぎ込んで完成させたビールです。
洗練されていながら、飲む人の魂を直撃する印象的な味わい。
ブルースのように人生に寄り添い、高速で走り続ける心を解き放ってくれる。

まさに、東京のために生まれてきたビールです。 この味が東京。この感度が東京。この熱気が東京。

そして、このビールが日本のクラフトビールの歴史すら変えてしまうかもしれない。

「TOKYO BLUES」は新顔ではありません。
1863年創業の石川酒造では、明治20年(1887年)にビール造りに着手、大掛かりな投資をし品質には高評価を得たものの、多くの人々はまだビールを受け入れる体制に無く販売は低迷、多額の借金を残して撤退した歴史があります。
今から4代前当主の時代です。以来、ビール造りへの挑戦は石川家の悲願となり、当代石川彌八郎が1998年よりビール醸造を再開、多くの試行錯誤を繰り返し蓄積した技術と、100年余に及ぶビール造りへの熱い思いを集結させたのが「TOKYO BLUES」なのです。

商品ラインナップ

シングルホップウィート

ドイツ伝統の白ビール、ヴァイツェンスタイルの味わいを東京の感性で仕上げました。 小麦麦芽が奏でるまろやかな口当たりのなかに、希少なシングルホップ由来の白ワインを偲ばせる華やかな香りと品の良い苦味が顔をのぞかせる。 優しく華やいだ顔をもつシングルホップウィート誕生。

セッションエール

通常のホップ投入のタイミングとは違い、煮沸工程の終了間際にホップを全量投入するのが≪レイトホッピング製法≫です。この製法により、グラスからの弾けるような華やかなホップの香りを楽しむところから始まり、口に含むと豊かなコクと香りが広がります。

ゴールデンエール

第一弾のセッションエールは、華やかな香りと鮮烈な苦味の存在感が大変好評をいただきました。TOKYOBLUES の第二弾は、石川酒造のビールに欠かせない“キレイな味わい”を意識しつつも、第一弾に引き続き“香り”を大事なキーワードとし、行き着いたビアスタイルは伝統的スタイルを踏襲した“ゴールデンエール”。石川酒造のあくなきチャレンジ精神と、伝統的スタイルが生んだ新商品は、特徴的な香りとコク味のバランス、キレイな味わいと飲みやすさの革新的なゴールデンエールです。

出典 TOKYO BLUES 公式サイト

通販でお取り寄せ出来るOKYO BLUES









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ホッピービバレッジ

 

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#クラフトビール
やっぱり今夜はビールでしょう!
#東京のクラフトビール
#赤坂ビール #深大寺ビール

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#赤坂ビール

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ホッピービバレッジの特徴

ホッピービバレッジ株式会社

住所:東京都港区赤坂2丁目15番12号

「お客様に安心して召し上がっていただける製品づくり、お客様に自信を持ってお売りできる製品づくりを」
創業者である石渡秀の言葉で、今日までのホッピービバレッジ企業理念の礎です。ホッピービバレッジの創業は1905(明治38)年。秀が10歳で開業した餅菓子屋「石渡五郎吉商店」を端に、1910(明治43)年には「秀水舎」として清涼飲料水、ラムネ、サイダーの製造販売を始めました。その後、1948(昭和23)年7月に「コクカ飲料株式会社」として、ホップと麦芽を酵母で醸した麦酒様清涼飲料水「ホッピー」を製造発売。以来、ミキサードリンク(アルコール飲料と割って飲む清涼飲料水)の代表的存在として、広く親しんでいただいているホッピーを看板商品に、黒ホッピー、各種サワー、コアップガラナに加え、1995年(平成7年)には地ビールの醸造免許を取得し「赤坂ビール」「深大寺ビール」の製造販売を開始。醸造発酵技術の伝承を支える人間力を武器に、独特の味づくりを目指します。

1994年、ホッピービバレッジに神風が吹きました。酒税法の改正です。それまで「200キロリットル」と決められていた年間最低製造量が「60キロリットル」に改められたのです。「ビール作りは男の浪漫」。初代・秀が抱き続けた夢を、現会長の石渡光一がついにを叶えました。1995年、全国で5番目に地ビール免許を取得。社名を「コクカ飲料」から「ホッピービバレッジ株式会社」に変更したのも同じ年で、平成7年7月7日。商人らしく縁起を担いで7並びの日を選びました。総合飲料メーカーとしての決意と覚悟も新たに、ホッピー製造半世紀以上の歴史と経験をそのまま生かし、「赤坂ビール」「深大寺ビール」の醸造・販売を開始。高い品質と安定した味わいで高い評価をいただき、1999年には永久免許を取得しました。これからもホッピーで培われる独自の醸造力を生かし、ホッピービバレッジならではのクラフトビールの開発に努めてまいります。

商品ラインナップ

赤坂ビール

創業者・秀の父、石渡五郎吉(ごろきち)が千葉から赤坂に出てきたのは、明治23年(1890年)ごろ。それが、ホッピービバレッジが赤坂に生まれ育つこととなったそもそものゆえんです。1905年には秀が、現在の赤坂6丁目にサイダーの製造販売会社「秀水舎」をスタート。1970年の調布工場新設まで製造工場は赤坂にありました。現在の本社所在地は赤坂2丁目。創業の地であり、私たちホッピービバレッジの第一の故郷である赤坂への想いと感謝を込めて「赤坂ビール」は生まれました。

赤坂ビール ピルゼン

下面発酵のラガータイプのビールで、ビールの本場ドイツのピルゼンさながらの仕上がり。きめの細かい柔らかな泡とさわやかでフルーティーな甘い香りが楽しめる、贅沢な逸品。原料には選び抜かれたドイツ産の麦芽とドイツ・ハラタウ産のアロマホップを使用。エキスをやや多めにしたうえでアルコール度数を6%まで上げた、しっかりとした味わいと飲みごたえのあるビールですが、口当たりはさっぱり。このバランスこそ、ブラウマイスターによる匠の技です。

赤坂ビール ミュンヘン

下面発酵のダークビールで、香ばしくも苦すぎないコクが特徴の黒ハーフタイプ。コクの秘密はドイツ産の麦芽。数種類を絶妙なバランスで使用し、奥深さを生みました。アルコール度数を4.5%に抑えた飲みやすいダークビールは、ホッピービバレッジならではの技術を生かしたオリジナルの味わいを持っています。

赤坂ビール ルビンロート

綾紫いもの天然色素を生かしたルビー色のお酒。スパークリングワインやシャンパンのようなほのかな甘みと軽い口あたりが特徴。綾紫いもにはアントシアニンという成分が含まれ、体内で有害な活性酸素の働きを抑え、肝臓障害の防止に効果があるといわれています。「赤坂にこだわって『赤い』ビールを作りたい」というのが、現会長・光一の長年の夢でした。着色料を使えばどんな色でも作り出せますが、「本物の素材で本物の味を」という創業者の理念を大切にし、一切の妥協を許さず原材料を探すこと数年、出会ったのが綾紫いもでした。ちなみにルビンロートはドイツ語で「真っ赤なルビー」の意。ルビーはどんな願い事も叶える強い力が宿っているといわれています。大切な人との乾杯はルビンロートで。

深大寺ビール
調布工場からほど近くにある深大寺は、今なお武蔵野の面影を残す、豊かな緑に囲まれた名所のひとつ。お寺の名は「深沙大王」という水の神様に由来しており、周辺の清冽な湧き水は有名です。ビールは修道院から端を発したという有名な話にちなみ、地ビール事業を立ち上げた2代目・光一会長は「ヨーロッパのビールが修道院ならば、日本発のビールはお寺だ」と開発に着手。深大寺に参り協力を仰ぎ、名前をいただくことになりました。秩父山系の名水で醸す深大寺ビールは、深大寺山門に連なる名物・深大寺そば処各店で召し上がっていただけます。

深大寺ビール ピルゼン

しっかりとした飲みごたえとすっきりした口当たりが特徴。水の神様、深大寺の湧水と同じ秩父山系の名水で仕込み、低温でじっくり熟成させたため、まろやかさもあります。麦の香ばしさ・酵母のやさしい香り・水のうまさ、緑豊かな深大寺の風土にちなみ、自然のおいしさをぎゅっと詰め込んで作ったこだわりの逸品。

深大寺ビール ミュンヘン

香ばしい香りと引き締まった苦味の絶妙なバランスが特徴。日本人の好みに合わせ淡色麦芽・カラメル麦芽・ロースト麦芽をオリジナルレシピでブレンドし、世界最高級のアロマホップをたっぷり贅沢に使用し醸造。ブラウマイスターの技が冴えわたる飲みやすい黒ビールは食事との相性も抜群です。

調布びーる
胃や腸の働きを助ける酵母を残してボトリング。黄金色に輝く、どっしりとした味わいのビールです。工場のある調布を含む多摩地区で密かな人気ビールとしてご愛飲いただいています。ラベル文字は、歴代の調布市長に書いていただいています。

調布びーる

秩父山系の天然水を独自でさらに磨き、低温でじっくりと寝かせて熟成させた下面発酵ビール。やわらかな味わいとフルーティな香りが特徴。胃腸の働きに効果があるといわれる酵母入り。「調布びーる」のラベル文字は、歴代の調布市長による直筆。

日本橋ビール
ドイツ産アロマホップの苦味と良質の麦芽が持つ香味を生かしたコクのある、酵母入りの下面発酵ビール。酒類業界で有名な日本橋にある問屋とのPB商品として開発されたが、「東京を代表するビールに育てあげよう」と市場に進出。日本橋の再開発とともに注目を集め、人気を博している逸品。

日本橋ビール

酵母入りなので栄養価が高く、フルーティーな味わい。ドイツ産アロマホップの苦味と良質の麦芽がもつ香味を生かした逸品。まろやかで風味がよくスッキリした飲み口で、東京みやげとしても人気を博しています。

出典 ホッピービバレッジ公式サイト

通販でお取り寄せ出来るホッピービバレッジ








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多摩の恵

 

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東京都福生市 石川酒造さんより 【多摩の恵み】入荷しました。

写真左

多摩の恵 ピルスナー Alc.5%

世界で最も親しまれている淡色のビールです。
多摩の恵みのピルスナーは、明治20年当時と同じドイツスタイルをベースにしてあります。
麦芽の風味とコク、すっきりとした嫌みのない苦味と上品なホップの香味が味わえます。
地下天然水で仕込んだ、ろ過も加熱処理もしていない自然派志向のビールです。

写真右

多摩の恵 ペールエール Alc.5.5%

濃い琥珀色のビールです。
イギリスの醸造の都、バートンオントレントで造られ始めた代表的エールビールです。
このビールの特徴は、極めて高い硬水を醸造用水として使っているのですが、石川酒造さんは天然の地下水をそのまま使用し、新しいスタイルとして誕生させました。
コクがあり苦味を強調させた香りの良いビールです。

どちらも500mlで瓶詰めされていて、飲みごたえあります。

出典 Instagram

多摩の恵の特徴

多摩の恵 石川酒造株式会社

住所:東京都福生市熊川1番地

明治期にビール醸造をしていた歴史を持つ石川酒造が、
1998年「多摩の恵」の名で醸造を再開しました。
ポイントは「水」。
清酒造りにも使用する自社地下天然水を贅沢に使います。

現在、日本で造られているビールのほとんどは「ピルスナー」タイプ。しかし、実は世界には多様なスタイルのビールが存在し、その種類は90種類以上と言われます。(分類方法には諸説あります。)そんな各国の伝統的なスタイルの中より、石川酒造が『多摩の恵』の主軸に選んだのは、柑橘系の香りが印象的な「ペールエール」。他にも王道の「ピルスナー」や麦芽をローストしコクを出す「デュンケル」、小麦麦芽を使用する「ヴァイツェン」や果汁を使用する「ブルーベリーエール」、スパイスが入り爽やかな「ベルジャンウィット」、さらに瓶内二次発酵の熟成させるビール「ボトルコンディション」など様々なスタイルのビール醸造を行っています。飲んだ事のない香味のビールに出会えるかもしれません。

徳川家康が江戸に来た頃は、江戸にはほとんど人が住んでいなかったといいます。その後100年で人口100万人の大都市へ。この急成長を可能にした理由の1つには、多摩の恵みがあるのではないでしょうか。
江戸の人々の飲料水のため玉川上水が整備され、建築用の木材が山から江戸へ運ばれ、他にも漆喰の原料になる石灰なども供給されていたといいます。これらの多摩の恵みは江戸を支える縁の下の力持ちの役割だったのです。
そして、石川酒造の醸造の精神は「華やかな食卓を、陰で支える酒造り」。レストランや、パ-ティーでのお酒は、そのシーンを楽しむための脇役であり、縁の下の力持ち。この醸造の精神と、多摩の歴史とを重ね合わせ、この地の水を贅沢に使用して仕込まれるビールに「多摩の恵」という名を付けることを決めたのです。

商品ラインナップ

ペールエール

イギリスで多く造られている上面発酵タイプ(エール)。「ホップの香り」と「酵母が発酵中に出す香り」が混ざり合い、一言では言い表せない柑橘系の香りが豊かに広がります。飲むたびに色々な表情を持つ多摩の恵を代表するビール。

ピルスナー

日本の大手ビールメーカーで醸造される一般的なスタイル。下面発酵タイプ(ラガー)で澄んだ黄金色。スッキリとした口当たりと爽快感のある喉ごしに加え、ほどよいコクのあるビール。麦芽とホップの香りバランスも良い。

デュンケル

5種類の麦芽を使用したモルティな複雑味(ロースト香やキャラメル香、深いコク)が魅力。苦味は控えめでほのかな甘味を感じるので、黒ビールが苦手な方も是非一度は試して頂きたいビール。下面発酵タイプ(ラガー)。

明治復刻地ビール

石川酒造が明治期に醸造していた「JAPAN BEER」のラベルを復刻し発売した、しっかりとした香味を感じるエールです。ワールド・ビア・アワード2014にてアジアズ・ベスト・ラベルを受賞したラベルも印象的。

出典 多摩の恵公式サイト

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ビールのこと、もっと知りたい!

ビールの種類、造り方

ビールの種類
ビールの分類

消費者の嗜好の多様化、ライフスタイルの変化等により、ビールの種類も多様化し、外国銘柄ビールのライセンス生産品を含めてバラエティーに富んだビールがつくられるようになりました。アルコール分は3~8%程度までさまざまです。

ビールの種類は製造法や原材料などによって、例えば次のように分けることができます。
酵母の種類による分け方

発酵の終わりに酵母が沈む下面発酵酵母を使用したビールと、発酵中に酵母が液の表面に浮かび上がる上面発酵酵母を使用したビール。
熱処理の有無による分け方

酵母等による変質を防ぐため熱による処理(パストリゼーション)をしたビールと、しない生ビール。
原料による分け方

麦芽100%ビールと、米・コーン・スターチ等の副原料を使用したビール。
色による分け方

通常の淡色ビールと、中濃色ビール、濃色ビール。

世界の主なビール

ピルスナー Pilsner

1842年チェコのピルゼンで生まれた傑作で、そこの市民醸造所でつくられたピルスナーウルケルがオリジナルです。ホップの効いた爽快な香味の淡色ビールで、このタイプのビールは世界中に最も普及しており、日本の淡色ビールもこのタイプに属します。アルコール分は4.0~5.0%。下面発酵ビール。

ドルトムンダー Dortmunder

ドイツのドルトムント地方で発展した淡色ビールです。苦味は比較的弱いが発酵度が高く日持ちがよいため、今日の輸出ビールの先駆をなしました。エキスポート(Export)と呼ばれるビールはこのタイプです。アルコール分は5.0~5.5%。下面発酵ビール。

ボック Bock

ドイツのアインベックが発祥の地で、その後バイエルン地方で発展したビールです。元は濃色ビールでしたが、今は淡色ビールが多くなっています。ホップの香りも芳醇で、こくがありアルコール分も高く6.0~6.5%。これをさらに濃くしたものがドッペルボック(Doppel Bock)で、アルコール分は7.5~13.0%。下面発酵ビール。

エール Ale

イギリスで発展したビールです。淡色でホップの香味を効かせたペール(Pale)エール、中濃色でホップの香味を抑え麦芽の香りを出した穏やかなマイルド(Mild)エール、これより色の濃いブラウン(Brown)エール、濃厚なエキスポート(Export)エール、ホップの苦味の効いたビター(Bitter)エール(単にビターともいう)、スコットランドの濃色濃厚のスコッチ(Scotch)エール等があります。アルコール分は2.5~5.5%。上面発酵ビール。

アルト Alt

ドイツのデュッセルドルフで発展した濃色ビールです。ホップの香味を効かせたのが特徴で、ほぼ英国産のエールに相当します。アルコール分は4.5~5.5%。上面発酵ビール。

ケルシュ ケルシュ

ドイツのケルン特産の淡色ビールで、製法、香味ともアルトに似ていますが、淡色麦芽だけを用いるので色は薄くなっています。アルコール分は4.3~5.0%。上面発酵ビール。

バイツェン Weizen

ドイツのバイエルン地方で発展したビールで淡色ビールが多いが一部濃色ビールもあります。小麦(ドイツ語でバイツェンという)麦芽を50%以上使用して苦味がたいへん弱く、炭酸ガス含量も高く、清涼感があります。本来はびん中で後発酵させるのですが、びん底にオリが沈むため、ろ過してびん詰めするものもあります。輪切りのレモンを添えると一層風味が増します。アルコール分は5.0~5.5%。上面発酵ビール。

トラピスト Trappiste

ベルギーに伝わる古いビールで、修道院でつくられていたところから、この名が付きました。イギリスのエールに近く高濃度の濃色ビールで、びん中での後発酵も行われます。アルコール分は6.0~10.0%。上面発酵ビール。

ポーター Porter

1722年にロンドンでつくられ急速に発展しました。ロンドンのポーター(荷物を運搬する人)が好んで飲んだところから、この名が付いたといわれています。濃厚でホップの苦味の強い濃色ビールで19世紀中頃にスタウトが現れて急激に衰退しました。アルコール分は5.0~7.5%。上面発酵ビール。

スタウト Stout

1847年イギリスで原料に砂糖の使用が許可されたので、ポーターの製法で原料の一部に砂糖を用いてつくられたビールです。アルコール分は4.0~8.0%。  アイルランド、ダブリンのギネスを代表とする濃厚でホップの苦味の強い濃色ビールのほかに、スイート(Sweet)スタウトと称する低発酵性の甘いスタウトもつくられています。上面発酵ビール。

ランビック Lambic

ブリュッセル地方でつくられる、ベルギーを代表する伝統的なビールです。大麦麦芽のほかに小麦も使用され、わざわざ古いホップを使います。培養酵母は用いず、空気中に浮遊している酵母やバクテリアで、1~2年またはそれ以上自然発酵させます。特有の香りがあり、酸味が強いので、他のビールで割るか甘味料を加えて飲むのが一般的です。グーズ(Gueuze)はランビックの一種で、できあがったランビック1/3と1年程度自然発酵させた若いランビック2/3を混ぜて1年間発酵後びん詰めし、びん中でさらに発酵させたもので、発泡性が強くシャンパンのような風味があります。いずれもアルコール分は通常5.0~6.0%。自然発酵ビール。

アメリカビール American Beer

アメリカで発展した軽いピルスナータイプのビールを指します。とうもろこし等の副原料を多量に用いて、ホップの苦味を抑え、さらに炭酸ガス含量を高めて軽い香味の清涼感が強いのが特徴です。カナダ、中南米の淡色ビールもほとんどこのタイプです。アルコール分は約4.5%。下面発酵ビール。

ライト Light

1960年頃よりアメリカで発展した淡色のビールです。原麦汁濃度を下げ発酵度を高めて、残糖を少なくしてカロリーを2/3~1/2に下げています。アルコール分は2.8~4.3%。下面発酵ビール。

ビールの造り方

ビールの原料

ビールの原料はそれぞれの国によって異なった使い方がありますが、日本では酒税法により、麦芽・ホップ・水のほかに副原料として、米・とうもろこし(コーン)・でんぷん(スターチ)・糖類等を使用することができます。それぞれのビールに使用された原料(水を除く)はラベルなどに表示されています

麦芽

麦芽は主として二条大麦(ビール大麦)からつくられます。この麦がビール醸造用 に使用されるのは次のような必要条件を備えているからです。

穀粒の大きさ、形状が均一で大粒であること。
穀皮が薄いこと。
でんぷん含量が多く、たんぱく含量が適正であること。
発芽力が均一で、しかも旺盛なこと。
麦芽にした際、酵素力が強いこと。
麦芽の糖化が容易で、エキスの発酵性がよいこと。

ビール大麦は日本各地で栽培されていますが、現在使われている麦芽の大部分は品質、価格面で優れているカナダ、オーストラリア、ヨーロッパ各国などからの輸入麦芽です。

ホップ

ビールの原料の中で最も特色のあるのはホップでしょう。ホップは多年生、雌雄異株のつる性の植物で、ビールの醸造には雌株につく受精していない毬花を8~9月に収穫して使います。
ホップがビールに果たす重要な役割は、

ビールに独特な芳香と爽快な苦味を与えること。
麦汁の過剰なたんぱく質を沈殿・分離させ、ビールを清く澄んだものにすること。
雑菌の繁殖を抑え、ビールの腐敗を防ぐこと。
ビールの泡もちをよりよくすること。

などですが、このような作用はホップの有効成分であるルプリン(黄色い花粉のように見える樹脂の粒)の働きによるものです。
世界的にホップの生産地は緯度で35~55度の間に位置していますが、日本では東北地方など気候の冷涼な所で栽培されています。しかし、現在ビール醸造に使用するホップの多くはドイツ、チェコなど海外からの輸入ホップです。

醸造用水はビールの品質に大きな影響を与えるだけに、適質の水が得られることが工場の立地を決める際の重要な条件となっています。それだけに水質条件もきびしく、成分だけでなく無色・透明・無味・無臭で、生物的に汚染されていないことも要求されます。
一般的に淡色ビール(日本の普通のビールはこれに該当)にはカルシウム、マグネシウムや炭酸塩の含有量の比較的少ない軟水が適し、濃色ビールには硬水がよいとされています。

米・コーン・スターチ

副原料としての米・コーン・スターチはビールの味を調整し、バランスのよいものにするのに役立ちます。これらはアメリカやヨーロッパ諸国(ドイツを除く)でも消費者の嗜好に合わせたビールを醸造する手段として広く使われています。

糖類

スタウトビールは発酵性エキスの濃度を高くするために加糖しています。その結果アルコール分が約8%と高くなっています。

ビールの製造工程

麦芽の製造

この工程はビール大麦を溶けやすく、分解されやすい状態の麦芽に加工するところです。まずホコリやゴミをきれいに取り除き、浸麦槽で水分を含ませ、発芽室で適度に発芽させたのち、乾燥室で熱風により焙燥します。このときにビールに必要な成分と独特の色、そして芳しい香りをもつようになります。

仕込み

細かく砕いた麦芽と米などの副原料を温水と混ぜ合わせます。適度な温度で、適当な時間保持すると、麦芽の酵素の働きででんぷん質は糖分に変わり、糖化液の状態になります。これをろ過してホップを加え、煮沸します。ホップはビールに特有の苦味と香りをつけると同時に麦汁中のたんぱく質を凝固分離させ、液を澄ませる大切な働きをします。こうしてできた熱麦汁は次に発酵工程に移されます。

発酵

熱麦汁を5℃くらいに冷却し、これに酵母を加えて発酵タンクに入れます。7~8日の間に酵母の働きによって、麦汁中の糖分のほとんどがアルコールと炭酸ガスに分解されます。こうしてできあがったビールは若ビールと呼ばれ、まだビール本来の味、香りは十分ではありません。

貯酒

若ビールは貯酒タンクに移され、0℃くらいの低温で数十日間貯蔵されます。この間にビールはゆっくり熟成し、調和のとれたビールの味と香りが生まれてきます。熟成の終わったビールはろ過され、透きとおった琥珀色のビールができあがります。

容器詰め

こうしてできあがるまでにおよそ2~3カ月。いよいよビールはびん・缶あるいは樽に詰められて市場に出荷されます。びん・缶詰めビールは生ビールが大部分ですが、一部に熱による処理(パストリゼーション)をしたビールもあります。

ビール酒造組合公式サイトより引用

日本のビール 地ビール クラフトビール

サッポロビール

アサヒビール

キリンビール

サントリー

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青森県の地ビール クラフトビール

岩手県の地ビール クラフトビール

宮城県の地ビール クラフトビール

秋田県の地ビール クラフトビール

山形県の地ビール クラフトビール

福島県の地ビール クラフトビール

栃木県の地ビール クラフトビール

群馬県の地ビール クラフトビール

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埼玉県の地ビール クラフトビール

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東京都の地ビール クラフトビール

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長野県の地ビール クラフトビール

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